皆さん、テレビみてますか?
わたしの家には4K対応のテレビがあります。
普通のテレビではなくYouTubeやNetflixがほとんどですが、やっぱり4Kってすごいですね。
迫力はもちろん、背景の美しさや細やかさなどに目を奪われることが多くなりました!
ソニーはテレビ BRAVIA シリーズの新型を2022年7月から11月までに発売いたします。
こちらではBRAVIAの中でも、55インチ4K有機ELテレビ新旧2台の違いを徹底比較しました!
新型のXRJ-55A80Kは2022年8月6日に発売されています。
旧型のXRJ-55A80Jが2021年6月に発売されていますので、1年強でどれほどの進化が遂げられているのでしょうか?
画質はもちろん音響ネット接続などさまざまな機能を徹底的に比較いたします!
さらに比較結果を踏まえたおすすめしたい人や、ネットでの口コミもまとめて掲載しております。
購入の参考にしていただければ幸いです!
それでは徹底比較を始めていきましょう!
目次
まずは新型XRJ-55A80Kと旧型XRJ-55A80Jの違いをご紹介いたしますね!
違いは、大きく4つありました。
それではひとつひとつ、詳しくご説明いたします。
まず一つ目に取り上げるのはコントラストの違いです。
BRAVIAにはコントラストの表現機能が搭載されています。
旧型XRJ-55A80Jは「XR OLEDコントラスト」が採用されていました。
映像の内容を分析して必要な部分に必要なだけ光を与える機能です。
映像の明暗バランスが研ぎ澄まされ、美しい映像を作り上げることを可能としています。
新型XRJ-55A80Kには「XR OLEDコントラストプロ」が採用されています。
「XR OLEDコントラスト」との違いはパネルの構造です。
「XR OLEDコントラストプロ」には、有機 EL パネルにパネル温度管理機能が搭載されました。
パネルの温度をコントロールすることで有機ELの発光効率を高めるのです!
あのテレビパネルにもう一枚パネルが付いているとは…!
ただでさえ驚きの薄さなのですが、技術の進歩ってすごいですね。
二つ目の違いは音響面の性能です。
旧型A80Jの音響性能は、スピーカー4つを合計30Wで作動させていました。
対して新型A80Kの性能は、スピーカー5つを合計50Wにしています!
スピーカーひとつあたり7.5Wから10Wとなった感じですね。
ワット数向上により、出音に余裕が出てきます。
ドルビーアトモスなどのサラウンド環境ならば、この違いはより重要なんですね。
音量を上げても割れにくくなり、高低音にも迫力が出ます。
さらに小さい音も周りの音に隠されず、はっきりと再生されるんです。
小さな音の積み重ねがリアリティを引き上げることに繋がるんですね!
ソニーBRAVIAは2022年の一部モデルから、新機能の「BRAVIA CAM」に対応しました。
「BRAVIA CAM」とは、画面の上に設置して様々な機能をプラスするカメラです。
ジェスチャーでテレビの操作ができるようになったり、近づき過ぎをアラームで知らせたりします。
他にもビデオチャットに対応したり、自動的に消費電力を抑えたりと、テレビの使い勝手がより向上します。
まだまだ産まれたばかりの機能なので、これから出来ることも増えるでしょう!
では、肝心の価格をお伝えしますね!
新型XRJ-55A80K | 旧型XRJ-55A80J | |
Amazon | 320,000円(税込) | 264,000円(税込) |
ヨドバシ・ドット・コム | 352,000円(税込) | 240,000円(税込) |
ヤマダウェブコム | 316,800円(税込) | 237,600円(税込) |
新型と旧型の価格差はおよそ8〜10万円といったところでしょうか。
有機EL4Kも安くなったなと思いますが、それでもやっぱり高いですよね…!
なお、旧型XRJ-55A80Jは在庫限りとなりますので、検討中の方はお気をつけください!
それでは新型と旧型の共通点はどういったところにあるでしょうか
こちらでは5つの共通点を取り上げております
ではひとつずつ詳しくご紹介いたしますね。
ソニーの BRAVIA シリーズXRJモデルには、全てXRプロセッサが搭載されています。
認知特性プロセッサーと呼ばれ、人の視覚や聴覚の動きや働きを取り入れて分析できるのです。
カメラのオートフォーカスを、テレビに搭載したと考えるとわかりやすいでしょうか。
これから画面に写すものがどういったものかを分析します。
どこに視線が集中するかを判断して、コントラストや色味を調整するんです。
すると実際に見ているようにテレビに映し出されるのです。
その映像には、これまでにないような奥行き感が産まれます!
まるで実物がそこにあるようなリアルさに驚くこと、必至!
映画館でもまだ採用が追いついていない立体音響技術「ドルビーアトモス」に対応しました!
これまで前後左右のみだった立体音響に、高さをプラスしたのが「ドルビーアトモス」。
高さが生まれることで、その場面の音がほぼそのままに再現されます。
上の階からかけられた声、雷の音、降ってくるミサイル、教会にひびく足音。
まるでそこにいるような感覚すら覚えるほどの体感です。
ドルビーアトモスの再生には、コンテンツ側の対応も必要となります。
現在はUltra HD Blu-ray、Blu-ray、Netflix、Disney+、Amazonプライムがドルビーアトモスに対応。
ただし、Blu-rayとAmazonプライムは、フルHDまでの対応となりますのでご注意ください。
BRAVIA XRJシリーズはXRプロセッサーにより通常のコンテンツでも立体音響に変換します!
これまでのテレビスピーカーはテレビの周りから音が出ていました。
BRAVIAの4K有機ELモデルに搭載されるスピーカーは、今までと全く違います。
BRAVIA XRJシリーズ有機ELモデルでは「アコースティック・サーフェス・オーディオプラス」を採用。
画面そのものを振動させ、画面の必要な場所から音を出す技術なのです。
会話や鳥のさえずり、馬の脚音が画面から聞こえてくる…。
たったそれだけのことですが、映像のリアリティが格段に変わってくるのです!
当然、ネット配信の動画サービスにも対応しています。
YouTubeをはじめ、NetflixやAmazon Primeビデオ、Disney+にU-Nextなどなど。
BRAVIAのフルパワーを体験したいなら、NetflixやDisney+がおすすめです!
さらにGoogleアシスタントやAmazon ALEXAといった、AIアシスタントにも対応しています。
例えば、「YouTubeでライブの動画を再生して」とか「Netflixで〇〇を再生して」など…。
動画を探して選ぶといった手間が省けて一層快適ですよ!
もちろん通常のテレビを見るにも、十分な機能がついています!
外付けHDD接続での録画は、2番組を同時録画が可能です。
チューナーは3つで、うちひとつは視聴専用となっています。
地上デジタルはもちろん、BS・110度CSデジタルとBS・110度CS4Kにも対応。
これで見れないテレビ番組はもうなくなる…はず!
それでは新型XRJ-55A80Kと旧型XRJ-55A80Jのスペックを一覧にしました。
項目が多いので、3つに分けております。
新型XRJ-55A80K | 旧型XRJ-55A80J | |
基本仕様 | ||
幅×高さ×奥行き | 1227×738×330(mm) | 1227×735×330(mm) |
重さ | 19.5kg | 19kg |
消費電力 | 351W | 347W |
待機時消費電力 | 0.5W | 0.5W |
接続端子 | ||
HDMI | 4 | 4 |
ARC対応 | eARC | eARC |
VRR | ○ | アップデートで対応 |
ALLM | ○ | ○ |
4K/120fps | ○ | ○ |
USB端子 | 2 | 3 |
光デジタル端子 | ○ | ○ |
LAN端子 | ○ | ○ |
ヘッドホン出力端子 | ○ | ○ |
新型XRJ-55A80K | 旧型XRJ-55A80J | |
表示性能 | ||
パネル種類 | 有機EL | 有機EL |
画面サイズ | 55V型 | 55V型 |
画素数 | 3840×2160 | 3840×2160 |
XRプロセッサー | ○ | ○ |
XR4Kアップスケーリング | ○ | ○ |
HDR10 | ○ | ○ |
ドルビービジョン | ○ | ○ |
HLG | ○ | ○ |
倍速駆動パネル | ○ | ○ |
XRモーションクラリティ | ○ | ○ |
音質性能 | ||
DOLBY ATMOS | ○ | ○ |
音声実用最大出力 | 50W | 60W |
スピーカー数 | 5 | 4 |
チューナー | ||
地上デジタル | 3 | 3 |
BS・CSデジタル | 3 | 3 |
BS・CS4K | 3 | 3 |
録画再生機能 | ||
外付けHDD対応 | ○ | ○ |
2番組同時録画 | ○ | ○ |
新型XRJ-55A80K | 旧型XRJ-55A80J | |
ネットTV | ||
YouTube | ○ | ○ |
PrimeVideo | ○ | ○ |
Netflix | ○ | ○ |
Disney+ | ○ | ○ |
DAZN | ○ | ○ |
FOD | ○ | ○ |
dTV | ○ | ○ |
ひかりTV | ○ | ○ |
ひかりTV4K | ○ | ○ |
Hulu | ○ | ○ |
U-NEXT | ○ | ○ |
Paravi | ||
RakutenTV | ○ | ○ |
TELASA | ○ | ○ |
スマートTV | GoogleTV | GoogleTV |
Googleアシスタント | ○ | ○ |
Amazon ALEXA | ○ | ○ |
ネットワーク | ||
有線LAN | ○ | ○ |
無線LAN | ○(a/b/g/n/ac) | ○(a/b/g/n/ac) |
Bluetooth | ○ | ○ |
Wi-fi Direct | ○ | ○ |
ソニールームリンク | ○ | ○ |
DTCP-IT | ○ | ○ |
これまで、違いと共通点、スペックについてお伝えいたしました。
それらを踏まえて、新型XRJ-55A80Kと旧型XRJ-55A80Jそれぞれのおすすめしたい人をご提案!
購入のための参考にしていただけると、幸いです!
- とにかく映像にはこだわりたい!という方
新型XRJ-55A80K一番の売りはやはり「XR OLEDコントラストプロ」でしょう!
高性能の描画エンジンを載せても、有機ELの反応に負担がかかると、その本領は発揮できません。
その問題点を解決するパネルを載せたA80Kなら、スキのない映像を楽しむことができますよ!
- ホームシアターに興味がある方
A80Kに劣りますが、それでも十分美しいA80Jの映像にプラスして、ドルビーアトモス対応のスピーカー。
BRAVIA XRJ有機Elモデルには、画面から音声が出てくる機能もあります。
これはどんなAVアンプやサウンドバーにも真似できない強みです!
ネット配信でより簡単に高画質の映像コンテンツを楽しめるようになりました。
それをワンランクアップする第一歩として、旧型XRJ-55A80Jは十分すぎる性能を持っています。
では実際にお使いの方々は、どのような感想をお持ちなのでしょうか?
ネットでの口コミをまとめてみました!
- 画面に映る夜景はとてもきれいで、いつまでも見ていられます。
- 地上波はあまり変化を感じないけど、ネット配信は驚くほどきれいになりました!
- アニメの推しが本当に喋っているみたいで、感動しました。
- 映画を見るなら、2.1ch150WのサウンドバーよりもBRAVIAだけの方が感動があります。
やはり画質についての評価が高いですね!
そして、使っていたサウンドバーを外したという方もおられました!
それだけドルビーアトモスの立体音響に好印象を持った方が多かったんでしょうね。
- リモコン操作、特にチャンネルの切り替えがもたついてストレスを感じます。
- HDDに録画したものが、CMカットも倍速再生もできません。
- テレビのスピーカーで映画を見ると感動するが、ライブ映像だと音の迫力が弱くなります。
チャンネルの切り替えはBRAVIAに限らず、スマートTVの問題点ですね。
音はでているのに、映像が数秒出ないということもあります。
そしてHDDの録再機能は、ちょっと残念かも…。
ですがこれからソフトウェアのアップデートで対応するかもしれません。
映画とライブの音響については、そもそも必要な構成が違うという原因も挙げられます。
映画は場面に必要な音響を緻密に組み合わせてひとつの作品を作り上げます。
一方、ライブは一方向からの大音量が基本です。
この点ではしっかりしたスピーカーを備えたほうが、音楽としての迫力がでるのだろうと思います。
新型XRJ-55A80Kに搭載されている「XR OLEDコントラストプロ」は、2021年モデルでは最上位機種だけのものでした。
そして2022年モデルには最上位のA95KとこのA80Kにも搭載されています。
BRAVIAの高画質をよりお手軽に楽しめるようになったんですね。
音質でも立体音響で十分に楽しめる性能にたどり着きました。
サウンドバーなどをプラスして、さらにレベルアップすることも可能です。
他のどんなオーディオ環境よりもリアルに、音を再現することができます。
アコースティック・サーフェス・オーディオプラスが、手助けしてくれます。
新型XRJ-55A80と旧型XRJ-55A80J、どちらもその性能に不足はありません。
もちろん旧型より新型の方が高性能です。
ですが基礎的なスペックが高いので、旧型でもその実力は十分にあるのです。
実際に店舗で見て、話す人の口元から音が出ると、よりリアルさが増すんだなと感じました。
映像と音が同期しているのではなく、その人が実際に話している感覚になるんです。
そしてドルビーアトモスで作られる音の世界にも驚きました。
音質の良さではなく、音の世界に包まれる体験がすごいのです。
映像と音響が、テレビひとつから作り出されているとは思えないような体験でした。
そろそろテレビの買い替えをお考えのみなさま、今度のテレビにはBRAVIAをおすすめします。
きっと今までのテレビになかった体験が待っていますよ。
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