ダイキンの2023年モデルである加湿空気清浄機『MCK70Z』の口コミの評判や使用感・お手入れ方法について紹介します。
空気清浄機の購入を検討していると「実際に効果があるか?」と不安になりませんか。
口コミを確認しないで購入して「使ってみたらあまり空気をキレイにしてくれなかった」なんてことになったらと思うと不安ですよね。
そこで今回は、数100ある口コミの中から良い意見だけでなく、悪い評価まで徹底調査した結果をお伝えします。
その結果多かった悪い口コミは「大きすぎる」でした。
一方良い口コミは「効果が実感できる』「給水がしやすい」「デザインがカッコいい」などの声が多かったです。
これらの口コミについて、本当の所を独自に分析したので紹介します。
後半ではMCK70Zの気になる以下の点についてもまとめました。
- 月々の電気代
- 静音性
- フィルターの交換費用
- お手入れ方法
- 旧モデルとの比較
- お得に購入できる販売店情報
MCK70Zについて丸わかりできる内容ですので、是非さいごまでご覧ください。
目次
ダイキン工業株式会社が発売している加湿空気清浄機『MCK70Z』は、2022年10月の販売開始からまだ数カ月しかたっていませんが、口コミ数も多い人気モデルです。
そんなMCK70Zの口コミの中でも特に多かった声を、悪い口コミと良い口コミそれぞれに分けてまとめました。
まずはMCK70Zの悪い口コミを紹介します。
- 思っていたよりも大きい
悪い口コミで多かったのが「大きさが気になる」という意見でした。
【実物の大きさ】
高さ760mm×幅315mm×奥行315mm
【重さ】
12.5kg
設置面積は2021年モデルのMCK70Xよりも約13%削減され、よりスタイリッシュなタワー型のフォルムを実現しています。
しかしタワー型であるがゆえに高さが760mmとしっかりあって迫力を感じる人も多くいました。
760mmというと、よくあるテーブルの高さが700mmなので、自宅のテーブルやデスクより少し高いくらいですね。
その分設置面積が幅315mm×奥行315mmとコンパクトなので、一般的な空気清浄機ほどの場所は取らず、設置の自由度は高いです。
▼実際大きさに関する口コミの中にはこんな意見もありました。
- 存在感はありますがリビングにはこのサイズで良かったと思います
- 思ったより少し大きく感じますが、大満足です
高さ、重さもしっかりあるので、移動を頻繁にしたい人は別売りの専用キャスターを付ける人もいましたよ。
【キャスター(4個)】
品番:KKS080B41
値段:¥ 3,100(税込¥ 3,410)
スタイリッシュなので高さがある分大きく感じるけれど、性能的に満足している声が多い
次にMCK70Zの良い口コミで多かった意見を紹介します。
- 空気清浄機能を実感した
- 加湿性能が良かった
- 水の補充がしやすい
- デザインがかっこいい
MCK70Zの口コミで1番多かった口コミは、空気清浄機能を実感し、満足している声でした。
MCK70Zは31畳の空気清浄に対応している空気清浄機ですが、8畳の空気清浄にかかる時間は9分とハイスピードです
その秘密は3つあります。
- 広範囲のホコリをパワフルに吸引
- 3つのフィルターでニオイやホコリをキャッチ
- ツインストリーマ搭載
広範囲のホコリをパワフルに吸引
前と両サイド合わせて3つの吸込口からパワフルに部屋の空気を吸引、空気中の汚れをしっかり取り込み清浄してくれます。
3つのフィルターでニオイやホコリをキャッチ
MCK70Zのニオイやホコリをキャッチするフィルターは3種類あります。
- TAFUフィルター…10年経っても集塵能力が続き、微小な粒子やホコリ・花粉を吸着
- 脱臭フィルター…ニオイをしっかり吸着
- プレフィルター.…ホコリをキャッチ
これらのフィルターでニオイやホコリをしっかり吸着するので、きれいな空気を排出することが可能なのです。
ツインストリーマ搭載
ダイキンが開発したストリーマユニットを2倍搭載したのが『ツインストリーマ』です。
ツインストリーマが搭載されていることで、有毒ガスの除去スピードや脱臭性能が約2倍になりました。
そもそもストリーマがどういった物か知っていますか?
ストリーマ放電により有害物質を分解するダイキン独自の技術で、一般的なプラズマ放電と比べて酸化分解力が1,000倍以上になります。
そのためニオイや菌類、ホルムアルデヒドに対しても持続的に作用するのです。
またダイキンはストリーマ放電を広範囲に安定的に発生させることに成功しています。
MCK70Zはダイキン独自のストリーマ技術で空気清浄能力が高いのが特徴です
▼MCK70Zには以上の空気清浄機能があるため、このような効果を発揮します。
- 空気中の浮遊ウイルス・浮遊カビ、付着したウイルスや細菌の抑制
- 花粉16種類を無力化して除去
- PM2.5などの0.1㎛~2.5㎛の粒子も99%除去
実際口コミでも空気清浄効果への良い意見が多く寄せられています。
- 犬をかっているのですが、ニオイや毛が気にならなくなりました
- タバコのにおいもスッキリとれました
- 鼻づまりや鼻水がなくなった
MCK70Zは空気清浄機能が優れていて効果を実感している人が多い
MCK70Zは加湿の効果を実感している声も多く寄せられています。
MCK70Zの加湿方法は『ダブルパスミキシング方式』です。
気化式の加湿器のデメリットである室内温度の低下を抑えるために、加湿された空気と乾いた空気を混ぜて室内に放出しています。
この方式をとることで『ダブルパスミキシング方式』でない気化式の加湿器よりも吹き出る空気の温度が+2℃高くなります。
気化式のヒンヤリした空気感が苦手だったからウレシイ!
また前モデル(MCK70X)と比較して加湿量が50ml/時も増え700ml/時になりました。
さらに加湿しても空気清浄能力が低下しないのもポイント。
▼加湿と空気清浄機能を同時に使っても以下の能力をキープ。
- 適用床面積は変わらず31畳
- 8畳を清浄する目安は9分
また抗菌加湿フィルターや、水トレーに銀イオンを搭載していることで清潔な加湿を可能にしています。
▼口コミでもこのように、加湿性能に満足している声が多く寄せられています。
- 加湿を実感している
- 加湿のおかげで暖房設定が低くても暖かく感じる
- 水の減りが少ないのにしっかり加湿されている
MCK70Zはダブルパスミキシング方式で加湿性能も高く、加湿に満足している声が多い
MCK70Zの口コミの中で性能以外に目立っていた喜びの声は『水の補充のしやすさ』に関する内容でした。
MCK70Zは使いやすい2WAYの給水方式を採用しています。
- 給水タンクを付けたまま上から水を注げる設計
- タンクを取り外して給水も可能
タンクを外して水道に運んで給水するのって面倒なんですよね
MCK70Zなら上から給水できるという点も人気のポイントなんです。
またタンクは凸凹が少なく手を入れて洗いやすいように作られていて、大きさもコンパクトでありながら容量は3.4L入ります。
▼口コミでも以下のような声が寄せられていました。
- 加湿の水を注いで足せるから便利
- 水の補充時に着脱不要なのでストレスが軽減
- 給水が楽になった!買って良かった!
MCK70Zは給水タンクを付けたまま上から水を注げるので「かなり楽」と喜ばれています。
MCK70Zは見た目もかっこよくて気に入っているとの声も多く寄せられていました。
MCK70Zはスタイリッシュなタワー型フォルムです。
シンプルで美しく仕上がるように、側面・背面に至るまで上品にデザインされていて、どの角度から見てもかっこいいのが特徴です。
2021年度のグッドデザイン賞も受賞しています。
色はホワイトとブラウンの2色展開。
▼口コミでも見た目に関する良い口コミが多く寄せられていました。
- おしゃれでリビングにも馴染んでいます。
- マットなデザインでカワイイ!
- 高級感のある色で良かったです。
- デザインもかっこいいので大満足!
MCK70Zは見た目もかっこよく、購入者の満足度を高めています。
MCK70Zの月々の電気代の目安は300円前後になるでしょう。
月々300円なら大きな負担にならずにすみますね!
- 節電モード搭載
- 使用電力の少ない気化式の進化系『ダブルパスミキシング方式』を採用
MCK70Zにはこのような特徴があるため、空気清浄や加湿の能力が高いのに電気代がかさまないのです。
▼細かい電力を公式データを元に確認してみましょう。
空気清浄のみの運転
しずか | 弱 | 標準 | ターボ | |
---|---|---|---|---|
1時間 | 0.31 | 0.35 | 0.62 | 2.55 |
1日 | 7.44 | 8.4 | 14.88 | 61.2 |
1カ月 | 223.2 | 252 | 446.4 | 1,836 |
加湿+空気清浄の運転
しずか | 弱 | 標準 | ターボ | |
---|---|---|---|---|
1時間 | 0.31 | 0.38 | 0.72 | 2.61 |
1日 | 7.44 | 9.12 | 17.28 | 62.64 |
1カ月 | 223.2 | 273.6 | 518.4 | 1,879 |
(※1カ月30日として計算しています。)
節電モードは『しずか』と『弱』で自動運転しますので、2つの平均で月々にかかる電気代を出してみましょう。
空気清浄のみ⇒237.6円
加湿+空気清浄⇒248.4円
空気が汚れていたり乾燥しているときには『標準』や『ターボ』で運転することも考えると1カ月300円前後の電気代がかかると予測できます。
ペットの有無や部屋の汚れ具合などの環境に応じて、必要な運転強度も変わるのでかかる電気代も変わってくるでしょう。
心当たりのある方は、月々300円から前後して計算することで電気代の目安を把握できますよ。
MCK70Zは人が感じる運転音を2021年モデルのMCK70Xよりも30%低減させることに成功させています。
また騒音レベル的には『ターボ』だと書店の店内くらい、『しずか』なら無音室レベルで動作します。
MCK70Zは人が感じる音の大きさであるSONE(ソーン)が10.2SONEとなり、旧モデルの14.5SONEと比較して30%低減しました。(※ターボ運転時)
▼その秘密は以下の2つ
- 吹き出し口をワイドにした
- ファンをフィルター下部に設置することで防音性を高めた
以上2つの効果で人が感じる運転音を低減させました。
また騒音レベルを表すdBも見てみましょう。
MCK70Zは空気清浄のみでも、加湿+空気清浄でもdBの値は変わりません。
MCK70Zの音量
ターボ | 標準 | 弱 | しずか |
---|---|---|---|
54 | 37 | 27 | 18 |
dBの値を言われてもいまいちピンとこないですよね?
環境省の『生活騒音パンフレット』によると、30~50dBの音の目安は次のようなイメージです。
50dB=書店の店内
40dB=霊園・図書館の館内
30dB=ホテルの室内
ちなみに20dBより下は無音室と同等の音量です。
つまりMCK70Zの音量のイメージは次のようにイメージしてください。
ターボ=書店の店内
標準=霊園・図書館の館内
弱=ホテルの室内
しずか=無音室
ターボの音量が少し気になるかもしれませんが、それでもうるさくてストレスになるほどでは無さそうですよね。
口コミでも「音が静かでした」との声もありました。
MCK70Zの取換えが必要なフィルターは2種類あり、交換時期の目安はどちらも10年です。
交換費用は15,840円、1年に換算すると1,584円です。
MCK70Zには以下のフィルターがあります。
- 抗菌加湿フィルター
- TAFUフィルター
- 脱臭フィルター
- プレフィルター
このフィルターのうち交換が必要なフィルターは、抗菌加湿フィルターとTAFUフィルターで交換時期は10年です。
また脱臭フィルターは公式のWEBサイトでは交換不用とされていますが、取り扱い説明書では「お手入れしてもニオイが気になるときに交換」と明示されています。
▼これら3つのフィルターの値段をそれぞれまとめました。
抗菌加湿フィルター(KNME108A4)…5,000円(税込5,500円)
TAFUフィルター(KAFP102A4)…9,400円(税込10,340円)
脱臭フィルター(KAD108A4)…6,000円(税込6,600円)
脱臭フィルターは交換不用と公式で紹介されているので、基本は交換しないものとみなし、その他2つのフィルターだけで考えると交換費用は15,840円です。
1年に換算すると1,584円ですね
MCK70Zのフィルターは基本10年間交換がいらないのでランニングコストがかさまずにすみますね。
ただし10年は定期的にお手入れした場合の耐用年数であり、使用環境によっては交換時期が早まる可能性も覚えておきましょう。
取扱説明書に記されているお手入れ箇所は以下の通りです。
- センサー部位
- プレフィルター
- 水タンク
- 加湿フィルターユニット
- 加湿トレー
- フィルター固定ユニット
- 脱臭フィルター
- TAFUフィルター
たくさんあるように見えますが、基本は水タンクとプレフィルターを掃除機で吸うだけなので慣れたらスムーズにお手入れができますよ。
お手入れ時期ごとに掃除方法を紹介します。
毎日
水タンク(加湿時)
【掃除方法】
水を入れて振り洗いもしくは、スポンジで洗う。
(※スポンジで洗いやすいように凹凸が少ない設計です)
2週間に1度
プレフィルター
【掃除方法】外側から掃除機でホコリを吸い取る
フィルターを外さなくて良いので簡単ですね
1カ月に1度程度
加湿フィルターユニット
【掃除方法】重曹やクエン酸のつけおき
加湿トレー
【掃除方法】水洗い
3カ月に1度
センサー部位
【掃除方法】ホコリを取る
▼その他汚れなどが気になったら以下の場所も掃除しましょう。
- フィルター固定ユニット
- 脱臭フィルター
- TAFUフィルター
【掃除方法】掃除機で軽くホコリを吸い取ります。
脱臭フィルターとTAFUフィルターは水洗いは不可なので水が付着しないように注意しましょう。
お手入れ部分はいくつかありますが、ササッと水洗いするだけだったり、掃除機をちょっとかけるだけなので、慣れれば簡単にお手入れできそうですね。
最後にこれまでに紹介しきれていないMCK70Zの優れた機能や特徴を紹介します。
ダイキン独自の技術である『ストリーマ』は空気中だけでなく、MCK70Z本体内部にも効果を発揮し、清潔に保てるように設計されています。
- TAFUフィルター(集塵フィルター)
- ファンスクロール(通風経路)
- 脱臭フィルター
これらについたニオイや細菌をストリーマが分解するため、効果が持続しやすくまた空気清浄スピードが高くなるしくみなんです。
MCK70Zはそれぞれの部屋独特のニオイに応じて、脱臭スピードが2.5〜4倍UPする5種類の脱臭フィルターがオプションで購入できます。
MCK70Zはもともと24種類の物質を捕集・脱臭し、5種類の菌やウイルスを抑制することができますが、常時発生し続けるペットのニオイなど全て除去できるわけではありません。
生活の中で特に気になるニオイを脱臭できるように、5種類の特化型脱臭フィルターを追加購入できます。
靴・下駄箱臭用…酢酸・アセトアルデヒドを除去
介護臭用…メチルメルカプタン・酢酸アセトアルデヒドを除去
ペット臭用…トリメチルアミン・メチルメルカプタン酢酸・アセトアルデヒドを除去
トイレ臭用…トリメチルアミンアセトアルデヒドを除去加齢臭用…アセトアルデヒドを除去
値段は全て3,000円(税込3,300円)、交換目安は約3ヵ月です。
気になるニオイがある人には、ニオイの種類別に効果の高いフィルターも追加購入できるのは安心ですね。
MCK70ZはAmazonアレクサとGoogleアシスタント、2つのスマートスピーカーに対応しています。
- 料理中や乳幼児などのお世話をしていて手が離せないとき
- 離れた場所から操作したいとき
このような場合に音声で操作できるのは便利ですね。
部屋の汚れ度合や湿度・温度も音声で確認できます
MCK70ZはL字プラグになり、ファンスクロールの除菌もできるようになりました。
L字プラグになったことで、電源コードの立ち上がりが改善されました。
壁面に寄せることが可能になったので、スッキリとおけますよ。
通風経路であるファンスクロールの除菌ができるようになりました。
前述のとおり、ストリーマ機能で可能なMCK70Z内部の除菌のうち『ファンスクロール』の除菌はMCK70Zで初めて実装された機能です。
L字プラグになった分スッキリおけて、ファンスクロールの除菌ができるようになりより清潔に使えるようになった
MCK70Y(旧型)の販売価格は、Yahoo!ショッピングにて45,800円で取引されています。
MCK70Z(新型)のネットショップでの販売価格は65,000円前後なので、旧バージョンである分19,000円ほど安く購入できますね。
(※2023年1月現在価格)
- 新しく製造された製品が欲しい
- 壁面によせてスッキリ置きたい
- より清潔な空気清浄機が欲しい
- なるべく価格を抑えた空気清浄機が欲しい
- 壁面に寄せないで使う予定
空気清浄・加湿効果が優れたMCK70Zですが、せっかくならお得に購入したいですよね。
2023年1月現在でMCK70Zを一番お得に購入できるのは楽天市場です。
▼詳細なネットショップ大手3社の中で最安値の販売価格をまとめたので、ご購入の際の参考にしてください。
販売サイト | 最安値 | ポイント目安 |
---|---|---|
楽天市場 | 68,500円 | 8,460pt |
Amazon | 68,250円 | 860pt |
Yahooショッピング | 64,862円 | 598pt |
このように、ポイント分を考えると楽天市場が一番お特に購入できることが分かりました。
価格差がそれなりにあるので、しっかり確認して購入してくださいね。
(※ポイントはキャンペーンなどによって変化することがあります。)
口コミでも効果に喜びの声が多かったダイキンの加湿空気清浄機MCK70Zについて紹介しました。
MCK70Zは優れたフィルターとツインストリーマの独自技術で、除菌・脱臭・加湿を効率的に行い清潔に使えるのが特徴です。
タンクを外さずに給水したい人や、スタイリッシュな空気清浄機が欲しい人にもオススメ。
定期的にお手入れをすれば、フィルターの交換も10年間は必要ないのでランニングコストも低価格ですみます。
静音性もバツグンなので動作音を気にせずに、快適な空気環境を整えましょう。
加湿機能の評判も良いので、冬場の乾燥対策にも持ってこいですね。