暑い時、せっかくお風呂でさっぱりしたのに、汗だくになってしまう……。
それがドライヤーです。
特に髪の長い方は、うんざりしてしまうと思います。
ですが、今のドライヤーは様々な工夫がされているのです。
大風量で素早く髪を乾かし、髪へのダメージを防いだり。
マイナスイオンの力で髪の静電気を抑えて、髪をツヤツヤにできます。
今回ご紹介する「KHD-9030」と「KHD-9020」も、髪に優しいドライヤーです。
軽くて丈夫なKHD-9030と、自立して両手を使って髪が乾かせるKHD-9020。
それぞれの特徴を比較しながら、ご紹介したいと思います。
目次
今回ご紹介するヘアドライヤーKHD-9030とKHD-9020は、形態が大きく違います。
通常と同じような形のKHDー9020と軽量化が売りのKHD-9030。
他にも風量や温風、スイッチやモードの違いがあります。
それぞれの違いを、次の4点で比較していきます。
- 形態と重さ
- 折りたたみ
- スイッチ・モード
- 本体価格
KHD-9030とKHD-9020の大きな違いは、形態と重さです。
写真を見るだけで、ずいぶん形が違うのが分かると思います。
サイズと重さを比較してみました。
KHD-9030 | KHD-9020 | |
---|---|---|
サイズ | 約18.2(横)× 8.2(奥行)× 21.5(縦)cm | 約25.8(横)× 10.2(奥行)× 23.7(縦)mm |
質量 | 約465g (集風器含む) | 約610g (集風器 約30g含む) |
サイズが横7.6cm・奥行2cm・縦2.2cm違います。
写真でも分かるように、ヘッド部分の差が大きいです。
KHD-9030の方がコンパクトですが、折りたたみができません。
収納場所によっては、少し不便かも。
重さは、約145gの差がありますね。
と言われても、あまりピンとこないと思います。
調べてみたら、文庫本だと1冊分・バナナだと1本分くらいだそうです。
重いか軽いかは人によって差があると思いますが、参考にしていただければと。
KHD-9030とKHD-9020は、折りたたみ方も違います。
先ほどご説明しましたが、KHD-9030は折りたたみができません。
公式HPにて、ロングヘアーの女性にアンケートをとった結果が載っています。
経験した方も多くいらっしゃるかと思いますが、ドライヤーは折りたたみ部分が壊れやすいんですね。
毎日使うものなので、これは仕方がないと思います。
中には折りたたまずに、フックにかけたりしている方もいらっしゃるようです。
収納方法にもよりますが、KHD-9030は持ち手から壊れる確率は低いでしょう。
KHD-9020は折りたたみができます。
さらに、本体がKHD-9030より重いですが、KHD-9020には「ハンズフリー機能」があります。
写真のように、平らな所に置いて髪を乾かせます。
両手が使えるので、髪の長い方やセットをする方にもいいと思います。
それなりに場所を取るので、洗面台では不向きかも知れません。
じっとしていられないお子様の髪や、シャンプーしたペットを乾かすのには便利かと思います。
まずは、風量の違いから比較してみましょう。
KHD-9030 | KHD-9020 | |
---|---|---|
風量 | 2.3㎥/分 | 2.0㎥/分 |
風量にはあまり大きな違いはないようです。
次にスイッチとモードの違いを比較します。
KHD-9030
KHD-9030は「HIGH(強)」「LOW(弱)」「COOL(冷風)」の三種類。
さらに持ち手の付け根にあるターボボタンを押すと、各モードの回転数が約114%アップします。
HIGHモードでターボを使うと、より強い風で早く髪を乾かせますね。
とにかく早く乾かしたい!という方には便利な機能だと思います。
KHD-9020
KHD-9020は風量を細かく調節できます。
自分に合った風量を調節できるのは、かなりプラスポイントではないでしょうか。
濡れた状態では風量を強く、ある程度乾いてきたら風量を弱く。
細かく風量を調節して、髪や地肌を優しく乾かしたいという方におすすめです。
楽天での価格を比較しました。
KHD-9030 | KHD-9020 | |
---|---|---|
本体価格 | 8250円 | 5500円 |
ショップによってお値段にばらつきがあったので、コイズミの公式ショップを参照しています。
KHD-9020のほうが2750円お安いですね。
重さやサイズにこだわりがなければ、KHD-9020の方がお買い得でしょう。
ここからは、KHD-9030とKHD-9020に共通する機能をご紹介します。
双方とも強力な風量を備えているので、髪を乾かすスピードは早いです。
髪をいたわるKHD-9030の「イオンバランス」とKHD-9020の「マイナスイオン」についてもご紹介します。
ドライヤーは髪を乾かすのと同時に、熱風で髪を傷めてしまう可能性も。
時間をかければかけるほど、髪の潤いはどんどん失われてしまいます。
髪の長い方や髪の毛の多い方は、乾かすのにも時間がかかるでしょう。
なるべく強い風量で、短時間で乾かす方が髪へのダメージも少なくなります。
1.3m3/分〜2.0m3/分くらいの風量が適切なようです。
KHD-9030とKHD-9020は風量2.0m3/分以上なので、あっという間に乾かしてくれますよ。
結論から言うと、「マイナスイオンのみを出すのか」と「マイナス・プラス、両方のイオンを出すのか」です。
KHD-9030のイオンバランス機能は、プラスイオンも一緒に出すことで、マイナスイオンを髪に吸着しやすくするようです。
これによりドライヤーの熱で開いた髪から静電気を取り除き、キューティクルを整えてくれます。
これだけ見るとKHD-9030の方が高性能のようですが、KHD-9020は4カ所からマイナスイオンを出しているので、どちらが良いのかは個人差が出てくると思います。
KHD-9030とKHD-9020のスペックを一覧にしました。
KHD-9030 | KHD-9020 | |
---|---|---|
電源 | AC100V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 1300W | 1300W |
風量 | 2.3㎥/分 | 2.0㎥/分 |
モード | 風量切替 (HIGH・LOW・COOL)+ターボ | メインスイッチ(温冷切替) 風量コントロールスイッチ 温度コントロールスイッチ (HIGH&LOW) |
イオン機能 | イオンバランス | 4つのマイナスイオン |
コードの長さ | 約1.7m | 約1.7m |
質量 | 約465g(集風器含む) | 約610g(集風器 含む) |
カラー | ネイビー ピンク | レッド ブラック |
KHD-9030とKHD-9020の違いとスペックをご紹介しました。
どちらがおすすめなのか、目的別に変わってくると思います。
どんな人にどちらがおすすめなのか、解説していきます。
- 少しでも軽いものがいい人
- 壊れにくいものが欲しい人
- 強い風量で髪を乾かしたい人
KHD-9030は折りたためない代わりに、壊れにくく丈夫です。
KHD-9020よりも約145g軽いので、少しでも軽いものがいい人はこちらをおすすめします。
ターボ機能でさらに強い風量が出るので、髪を乾かす時間を短縮したい人にもいいでしょう。
- 両手を使って髪を乾かしたい人
- 風量を細かく調節したい人
- 少しでも安いものがいい人
KHD-9020はハンズフリー機能で、両手を使って髪を乾かせます。
風量も細かく調節できるので、ご自分の好みに合わせられるのもいいですね。
KHD-9030より2750円お安いので、少しでも価格を抑えたい人にもおすすめします。
KHD-9020の口コミ・レビューを比較しました。
KHD-9030については発売して間もないので、レビューはまだありません。
レビューが増えてきたら、お知らせします。
KHD-9020の口コミ・レビューをまとめました。
良い点
- 髪が早く乾かせる
- 風量を細かく調節できる
- ハンズフリーが便利
悪い点
- 音が大きい
- 思っていたより重い
- スイッチが慣れるのに時間がかかる
髪が早く乾かせるのがいい、という声が圧倒的に多かったです。
風量の強さは定評があるようですね。
風量の調節については細かくできていいという声と、スイッチが普通のものと違うので慣れるのに時間がかかるという声がありました。
中には大きすぎて頭との距離感がつかめずに、頭をぶつけてしまったという方も。
本体の重さについては、「軽い」「重い」両方ありました。
こちらも個人差があるようですね。
KHD-9020とKHD-9030を比較していきました。
本体の形態など違いで選ぶ方が分かれるかと思います。
軽い方がいい方はKHD-9030、ハンズフリー機能を使いたい方はKHD-9020といった感じですね。
お値段や風量、モードも違いますので、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!