ファーウェイ・ジャパンが2022年5月26日に、スマートウォッチの新製品『Watch Fit 2』と『Band7』を発表しました!
Watch Fit 2はAppleWatchのような大型ディスプレイの高機能スマートウォッチ。
Band7は一日中つけていても気にならないコンパクトさが売りのスマートバンドです。
今回は、ファーウェイのスマートバンド新型Band7と旧型Band6の違いを徹底的に比較しました!
さらに未だに販売が続く2019年モデルのBand4とも比較しています!
Band4からBand6、Band7と続く3年間に、とても大きく進化しました。
できることが増え、精度が上がり、運動や健康をチェックするツールとしての信頼度が増しています。
それではファーウェイBandシリーズの違いを見ていきましょう!
目次
まずは新型Band7と旧型Band6の比較結果からご紹介します。
これは待望の機能ですね!むしろ今までついてなかったのか!と感じるくらい必須となってきました。
Band6では腕の移動かディスプレイをタップ、もしくは本体横のスイッチを押して画面を表示させていました。
Band7からはスクリーンを消さない設定にできますので、通常の時計と同じようにストレスなく使うことができます!
ただし、使える文字盤が限られるので、注意が必要です。
新型Band7には、『TruSport™』という分析アルゴリズムを採用。
ランニング能力指数や最大酸素摂取量や回復時間、トレーニング効果をチェックします。
その結果をAIが科学的に分析し、運動能力の向上をサポート!
一歩進んだトレーニングを行うことが可能になるのです!
クイック返信機能は、着信通知に対して定型文を返信できる機能です。
高機能モデルには搭載されていた機能ですが、ついにバンドモデルにも搭載されました!
返信したい内容を一覧から選べばOKで、その一覧も専用アプリで編集できるとのこと。
スマホを取らなくても手首の時計で返信できるのは便利ですね!
Android7.0以上のスマートフォンとの組み合わせで、近日中にアップデートでの対応開始とのこと!
iPhoneが未対応なところが惜しいところです…。
本体とバンドのカラーバリエーションが変更されています。
こちらが旧型Band6。この文字盤、クラシカルでおしゃれですね。
(画像引用:ファーウェイ 商品HPより)
旧型Band6では本体がブラックとゴールド、バンドがブラック・グリーン・ピンク・レッドの4色でした。
そしてこちらが、新型Band7のラインアップです。ポップでかわいい文字盤になっています。
文字盤は専用アプリで変更できますので、お好みのものをお選びください。
(画像引用:ファーウェイ 商品HPより)
新型Band7では本体もバンドの色に合わせてブラック・グリーン・ピンク・レッドの4色で展開!
本体とバンドの色を合わせることでより一体感が出ましたね!
以下にカラーリングの一覧をまとめています。
新型Band7 | 旧型Band6 | |
本体カラー | グラファイトブラック ネビュラピンク フレイムレッド ウィルダネスグリーン | (ブラックとレッドのバンドに同梱) グラファイトブラック (ピンクのバンドに同梱) サクラピンク |
バンドカラー | グラファイトブラック ネビュラピンク フレイムレッド ウィルダネスグリーン | グラファイトブラック サクラピンク アンバーサンライズ フォレストグリーン |
(データ引用:ファーウェイ 各商品HPより)
サイズにも変更がありました。
- 新型Band7:縦44.35×横26×厚さ9.99(mm)、重さ:16g
- 旧型Band6:縦約43×横約25.4×厚さ約10.99(mm)、重さ:18g
(データ引用:ファーウェイ 各商品HPより)
あまり違いを感じない変更ですが、厚みが1mm縮小したため、重さが2g減少しています。
新しい技術が登場するまでは、このサイズが限界に近いのかもしれません。
それでは気になる価格をお伝えしましょう。
Amazon | ビックカメラ | ソフマップ | |
(新)Band7 | 8,580円 | 8,580円 | 8,580円 |
(旧)Band6 | 7,364円 | 8,100円 | 7,800円 |
(価格は全て税込。2022年5月29日現在のもの。)
新型Band7は発売前なので価格が揃っています。
それに比べて旧型Band6がお店によって価格幅が大きいですね。
新型発表により値下がりしはじめたとも考えられます。
それでは新型Band7と旧型Band6の共通点を見ていきましょう。
光学心拍レンズでモニターした心拍数をAIのデータ処理で管理します。
一定のレベルを超えるとアラートがお知らせします。
さらに血中酸素濃度も定期的にモニターして、酸素レベル低下をお知らせしてくれるのです。
ワークアウトモードを最大96種類から選択して、心拍数やカロリーなどを記録します。
結果をグラフ表示することもできるので、その日の目標を決める目安になりますね。
ファーウェイ独自のストレスモニタリングで、1日のストレスをチェック。
高いストレスを感じたときには、呼吸エクササイズを使って、リラックスできる状態へと促します。
また『Healthy Living機能』で健康につながるタスクを管理する事ができます。
心拍、運動、ストレスの次は睡眠です。
眠りの深さやレム状態などから睡眠状態を4つに分類し、1日の睡眠をスコアリングします。
睡眠時間や呼吸の質など6項目で睡眠を判断し、よりよい睡眠に必要な情報を提供してくれますよ。
月経周期を簡単に管理することで、生理の予定日をお知らせします。
体調管理に月経周期は必須なもの。
手首のデバイスが、その管理を手助けしてくれます。
いいデバイスの条件として「情報確認のしやすさ」が挙げられます。
新型Band7と旧型Band6には1.47インチの有機ELディスプレイを採用しています。
本体の隅まで広がる鮮やかで精細な表示により、視認性がバッチリです。
毎日使うものだからこそ、電池持ちは気になりますよね。
新型Band7と旧型Band6はファーウェイでの
『24時間心拍数モニタリングON、HUAWEI TruSleep™をON、1日500回画面表示、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話6回、アラーム3回)、週60分のワークアウトをした場合』
というテスト環境で、10日間のバッテリー持続を可能にしました。
機能を十分に使っても長く使えるのはうれしいですよね。
また、5分間の充電で2日間使用できます。
これはバッテリー容量が多いだけではありません。
センサーやチップなどの電力消費が最適化されていることがいちばんの理由でしょう。
5ATMとは『水深50メートルでの耐水性を備えたデバイス』に与えられる規格です。
ただし、実際の使用ではプールや海の浅瀬での水泳に使用できるものであり、流れの早い場所や浅瀬ではない場所での水没には対応できないとのこと。
しかし、わたしたちがトレーニング用モニターとして使うには十分でしょう。
そして、普段のシャワーや入浴でも外す必要がないレベルの防水性は十分に備えています。
だから普段使っていて、水を気にする必要がないということですね。
実は2019年発売のBand4も、いまだに販売が続いており、ファーウェイのHPでも紹介されています。
ここからは2019年モデルのBand4についても、Band7と比較しながら触れていきましょう。
必要最低限の機能を備えたBand4でも十分な人は多いはずです。
こちらが2019年モデルBand4です。
(画像引用:ファーウェイ 商品HPより)
新型Band7 | 2019年モデルBand4 | |
本体カラー | グラファイトブラック ネビュラピンク フレイムレッド ウィルダネスグリーン | (ブラックとレッドのバンドに同梱) グラファイトブラック (ピンクのバンドに同梱) サクラピンク |
バンドカラー | グラファイトブラック ネビュラピンク フレイムレッド ウィルダネスグリーン | グラファイトブラック アンバーサンライズ サクラピンク |
(データ引用:Huawei 各商品HPより)
新型Band7ではブラック・レッド・ピンク・グリーンの4色で展開されていました。
Band4ではバンドがブラック・レッド・ピンクの3色で展開されています。
ブラックとレッドにはブラックの本体が、ピンクのバンドにはピンクの本体が同梱されています。
2019年モデルBand4には0.96インチのTFTスクリーンが採用されています。
解像度はまだ低いものの、発色性が高く内容をしっかりと確認することができます。
新型Band7ではマグネット式充電でしたが、Band4では本体にUSBプラグを内蔵しており、そこから充電します。
バッテリー消費は7日間とされていますが『心拍数モニタリングをON、HUAWEI TruSleep™をON、1日200回画面表示、メッセージ通知ON(1日平均50メッセージ、電話3回)の場合』となっています。
新型Band7にはTruSeen4.0が搭載されていました。
Band4ではTruSeen3.5が搭載され、血中酸素濃度のモニタリングに非対応となっています。
新型Band7には『TruSport™』を搭載し96種類から選べたワークアウトモード。
Band4ではランニングやサイクリングなど9種類のモードから選べるようになっています。
- 新型Band7:縦44.35×横26×厚さ9.99(mm)、重さ:16g
- 2019年モデルBand4:縦56×横18.5×厚さ12.5(mm)、重さ:12g
新型Band7と比べて大型のBand4ですが、重さは4gほど軽いです。
それでは新型Band7と2019年モデルBand4も価格の違いを見ていきましょう。
Amazon | ビックカメラ | ソフマップ | |
(新)Band7 | 8,580円 | 8,580円 | 8,580円 |
(旧)Band4 | 3,840円 | 5,280円 | 4,800円 |
(価格は全て税込。2022年5月29日現在のもの。)
やはりこちらも価格にかなりの差が出ましたね。
元々、Band4は5,000円前後で発売が始まっています。
新型Band7は大きく進化した分、価格にも反映されているのでしょう。
2019年モデルのBand4を新型Band7と比べてきましたが、正直Band6との比較でも良かったなと思います。
それは、できることに磨きをかけて、より適切な技術を取り入れてきたから。
有機ELの採用と処理性能アップ、省電力化によるバッテリー持続時間の大幅な延長。
ディスプレイに有機ELを採用し、本体サイズを縮小させ、逆にディスプレイは大型に。
さらに充電はUSBを介せず、マグネット式充電へと移行しました。
そしてBand6、Band7へと進化を続けてきたのです。
その結果、扱いやすさでは全く別物になってしまいました。
とはいえ、ちょっと試すなら2019年モデルのBand4でも十分だと思います。
それでは、ファーウェイBandシリーズの主要スペックをまとめましたので、ご紹介します。
新型Band7 | 旧型Band6 | 2019年モデルBand4 | |
サイズ(縦×横×厚)(mm) | 44.35×26×9.99 | 約43×約25.4×約10.99 | 約56×約18.5×約18.5 |
重さ | 約16g | 約18g | 12g |
ディスプレイ | 1.47インチAMOLED 194×358ピクセル | 1.47インチAMOLED 194×358ピクセル | 0.96インチTFTカラー 80×160ピクセル |
ケース素材 | 耐久性ポリマー | 耐久性ポリマー | プラスチック |
バッテリー充電時間 | 記載なし | 記載なし | 約1.5時間 |
バッテリー充電方法 | 磁気充電ポート | 磁気充電ポート | USB充電ポート |
動作時間 | 通常使用で14日間 | 通常使用で14日間 | 最長9日間 |
動作環境(周辺温度) | −10〜45℃ | −10〜45℃ | −10〜45℃ |
防水機能 | 5ATM | 5ATM | 5ATM |
本体カラー | ダークグレー ゴールド フレイムレッド ウィルダネスグリーン | (ブラックとグリーンに同梱) ブラック (レッドとピンクに同梱) ゴールド | (ブラックとレッドに同梱) ブラック (ピンクに同梱) ピンク |
バンドカラー | グラファイトブラック ネビュラピンク フレイムレッド ウィルダネスグリーン | グラファイトブラック サクラピンク アンバーサンライズ フォレストグリーン | グラファイトブラック サクラピンク アンバーサンライズ |
(データ引用:Huawei 各商品HPより)
新型Band7 | 旧型Band6 | 2019年モデルBand4 | |
心拍チェック | TruSeen™4.0 | TruSeen™4.0 | TruSeen™3.5 |
睡眠チェック | TruSleep™2.0 | TruSleep™2.0 | TruSleep™2.0 |
アクティビティ | TruSport™ ワークアウトモード96種類 | ワークアウトモード96種類 | ワークアウトモード9種類 |
連絡通知 | 着信・メッセージ メール カレンダー・SNS等 | 着信・メッセージ メール カレンダー・SNS等 | 着信・メッセージ メール カレンダー・SNS等 |
ネットワーク | Bluetooth5.0、BLE | Bluetooth5.0、BLE | Bluetooth4.2 |
センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 光学式心拍センサー | 3軸加速度センサー 赤外線センサー 光学式心拍センサー |
その他 | TruRelax™ 月経周期トラッキング ディスプレイ常時点灯 クイック返信機能 『スマートフォンを探す』 『画面タップ点灯』 『好きな画像を文字盤に』 | TruRelax™ 月経周期トラッキング |
(データ引用:Huawei 各商品HPより)
(なお、音楽再生コントロールはAndroidのみ対応。リモートシャッターはEMUI8.0以上のスマートフォン対応。クイック返信はAndroid7.0以上のスマートフォン対応で、アップデートにより追加。Healthy living機能はアップデートにより追加予定です。)
ここまで新型Band7と2021年モデルBand6、さらに2019年モデルのBand4まで比較してきました。
ここでは、ファーウェイBandシリーズがどんな人にオススメできるかお伝えします!
- 自分には必要ないかもしれないけど、スマートウォッチを試してみたい!という人。
スマートウォッチを試してみるのに、4,000円は妥当です。
安すぎると視認性や充電方法、本体の耐久性にがっかりすることがあります。
しかしBand4なら、ストレスなく手軽に扱えるのです。
スマートウォッチがちょっと気になる…というあなたには、Band4をオススメします!
- 使う目的がはっきりしている人。
- 普段の生活をどんなふうに過ごしているのか、チェックしたい人。
ランニングの距離計測やトレーニングでの心拍モニターをはじめ、睡眠の質や呼吸、ストレスのチェックまで。
新型Band7と旧型Band6は、あなたの生活で気になる部分をしっかりチェックしてくれます。
そしてこれまでに培ったデータを元に、気になるポイントをより良い状態へ導くための情報まで提示してくれます。
新型Band7と旧型Band6の違いは『ディスプレイの常時点灯』と『クイック返信機能』、「TruSport™」が搭載。
さらにカラーバリエーションが微妙に違うことでした。
毎日身につけるものだから、見た目って重要ですよね。
Band7でもBand6でも、気に入った色を選ぶのがいいのではないでしょうか。
もし旧型Band6のグリーンがお好きなら、新型Band7以上の価値があると思います。
なのでBand7とBand6で迷うなら、『いちばん好きな色』で選ぶのが正解!だとわたしは思います。
では、ここからファーウェイBandシリーズを実際にお使いの方の声をご紹介します。
- コスパがいい!
- 全てのセンサーを連続測定ONにしても1日10%程度のバッテリー消耗で充電に気を揉む必要はありません。
- スマートバンドとしてはおしゃれ!
- 長く使っていてもバンドが黒くならない!
(データ引用:ファーウェイ、価格コム、Amazon 各商品ページ)
シリコンバンドが黒くなるのは宿命と思っていました。使うからこそわかるポイントですね。
Amazonのレビューでは9割の方が★4〜5でした。
そのなかでもバッテリーへの評価が高いですね!
できることの多さやセンサーの高精度など、コスパの高さが喜ばれています!
それでは厳しいご意見を見ていきましょう。
- 通知のバイブが弱くて気づかないときがあります。
- シリコンバンドでかぶれました。
- スマホと連携がとれません。
(データ引用:ファーウェイ、価格コム、Amazon 各商品ページ)
Amazonのレビューでは1割弱の方が★1〜2でした。
その多くはスマホとの連携が取れないというもの。
確かにこれでは、ただの時計にしかなりません。
そして、バンドの通気性の悪さにも言及がありました。
これは人によると思いますが、いくらいいものでも肌に合わなければ使えませんよね…。
なお、2022年5月現在で新型Band7は未発売のため、この口コミには含まれておりません。
ご了承ください。
スマートウォッチにはご存知の通り、大人気商品『AppleWatch』があります。
ケースもバンドもいろんな種類があって、高級感があり、高機能で便利そうですよね。
ですがiPhoneがないと使えないことや、電池が1日持たないこと、その割にちょっとお高めなことが気になります。
その点ファーウェイの新型Band7を始めとした、その他のスマートウォッチはお手軽に買えて、電池持ちもいい。
なによりAndroidでもiPhoneでも使える懐の広さがあります。
ただしiPhoneとの連携はアプリを利用するため、対応しきれない部分があるのも確かです。
それでもちゃんと必要な情報の確認や、連絡の通知も受け取れます。
運動や睡眠、血圧や歩数計など、健康管理を始めるかたなら、どなたでもおすすめできます。
気になっている人は、これを機会にどうぞお使いください!
あなたの毎日をそっと支えてくれるでしょう。
(なお、ファーウェイ Band4・Band6・Band7は医療機器として設計されたものではありません。病気などの診断、治療、予防を目的にはご使用いただけません。)