プリンターの2大メーカーと言ったら、「エプソン」と「キャノン」ですよね。
購入を考えた時、まずこの2つのメーカーを比較する方が多いと思います。
写真をきれいに印刷して飾りたい、書類を見やすく印刷したい。
目的によってどちらのメーカーにするのか、比べたいですよね。
それぞれのメーカーによって、どちらが得意なのか違いがあります。
今回はエプソンの「EW-052A」とキャノンの「TS3530」の違いを比較し、どちらがおすすめなのかをお知らせしたいと思います。
4点の違いを集めてみました。
- 本体の大きさ
- インクの違い
- 印刷スピード
- 本体価格
- EW-052AとTS3530のどちらを購入しようか迷っている人
- EW-052AとTS3530の違いを知りたい人
目次
EW-052AとTS3530の違いについて、以下の4点の違いを比較してまとめました。
- 本体の大きさ
- インクの違い
- 印刷スピード
- 本体価格
本体の大きさを比べてみました。
EW-052A
TS3530
約435×327×145（mm）
| EW-052A | TS3530 | |
| 本体サイズ | 390×300×146（mm） | 435×327×145（mm） |
TS3530のほうが幅45mm、奥行き27mm大きいです。
両方ともコンパクトですが、棚に置く場合は奥行きを考えた方がいいかもしれません。
TS3530は、ホワイトとブラックの2種類があります。
ブラックはシックですが、ホコリが目立ちやすいのが難点ですね。
お部屋のインテリアに合わせて選べるのはいいと思います。
メーカーが違うので、もちろんインクが違います。
EW-052Aはエプソンの「マグカップ」というインクカートリッジです。
4色のカートリッジは独立しています。
なくなった色だけを交換できるので、コスパがいいですね。
ただ純正インクは高い、との声もあります。
画質にこだわりがない、書類しか印刷しないという方には互換インクの方が良いでしょう。
TS3530はブラックのみ独立しており、他の色はひとまとめになっています。
こちらも純正は値段が高いですが、種類が4種類あります。
標準タイプ・大容量の2種類と、リサイクルインク・詰め替えになります。
インクの値段とコストを比べてみました。
| EW-052A | TS3530（大容量） | |
| インクの値段 （Amazon価格・純正） | 3772円 | ブラック：2800円 カラー ：2700円 |
| A4カラー（1枚） | 約14.5円 | 約17.6円 |
| 印刷枚数（A4） | ブラック：860枚 カラー（各色）：114枚 | ブラック：4205枚 カラー ：138枚 |
EW-052Aはカートリッジが独立しており、1枚あたりのコストも良いです。
TS3530はコストは少し高いですが、大容量インクならたくさん印刷できます。
年賀状などたくさん印刷する方は、TS3530の方が良いかもしれません。
印刷スピードの比較です。
L版写真を1枚印刷した場合、EW-052Aは約74秒、TS3530は約52秒です。
約22秒の差がありますね。
10枚印刷するとしたら、3分40秒ほどの差です。
大量に印刷する場合は、TS3530のほうがいいと思います。
Amazonでの価格を比較しています。
EW-052A（2019年モデル）：6800円
TS3530（2022年モデル）：8000円
TS3530のほうが1200円高いです。
- 液晶画面
- 発売日
- 本体の大きさ
以上の点で価格の差があると思われます。
EW-052AとTS3530に共通する機能をまとめました。
EW-052AとTS3530は両方とも顔料インクを使用しています。
顔料インクは紙の表面のみに定着し、文字を細かいところまで印刷できるという特徴があります。
染料インクは乾くまでに色が多少変わってしまいますが、顔料インクは乾くのが早いので色が変わりません。
EW-052Aは書類の文字をシャープに見やすく。
TS3530は濃いインクを使い、細かいハネ部分まで表現。
表現の仕方は違いますが、双方ともキレイに見やすく印刷できるのは共通しています。
EW-052AとTS3530は、スマホアプリをインストールすることで、スマホで操作をすることができます。
EW-052Aはエプソンの「Epson Smart Panel」
TS3530はキャノンの「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」
それぞれ若干操作の違いがありますが、基本は同じです。
インストールすると
- 本体操作
- プリント
- インク残量の確認
を、スマホから出来るようになります。
Wi-Fiでプリンターをつないでいるので、本体のところまで行かなくてもスマホで操作できるのは便利ですね。
Amazonのアレクサ、GoogleのアシスタントのAIスピーカーに対応しています。
「○○を印刷して」と呼びかけると、指定したものを印刷してくれます。
- デザインペーパー
- カレンダー
- ノート
- 五線紙
- ナンプレ
- 塗り絵
- チェックリスト
などを印刷できます。
EW-052AとTS3530のスペックを一覧にしました。
| EW-052A | TS3530 | |
| インク | 4色（顔料1色、染料3色） 独立型インク | 4色 |
| 印刷スピード（L版） | 約74秒 | 約52秒 |
| 最高解像度 | 5,760×1,440dpi | 4800×1200dpi |
| 給紙容量 | A4：最大50枚 ハガキ：最大20枚 | A4：60枚 ハガキ：20枚 |
| 用紙 | L版～A4、はがき、レター | L版～A4、はがき、レター |
| インクコスト （A4、カラー） | 約14.5円 | （標準容量）約24.5円 （大容量）約17.6円 |
インクカートリッジが最大の違いですね。
なくなった色から交換できるのは、インク代を節約したい方にはいいと思います。
一方で大量に印刷したい時は、スピードと大容量のインクを使えるほうがいいですね。
EW-052AとTS3530のどちらを選んだらいいのか。
ここまでの違いと共通点をふまえて、おすすめポイントをまとめます。
EW-052Aはとにかくシンプルです。
価格を抑えて印刷・コピー・スキャナの機能をひとつにまとめた、という感じがします。
インクカートリッジが独立しているので、コストを抑えたい方。
それほど大量に印刷しない方に、おすすめです。
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エプソン プリンター カラリオ EW-052A
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エプソン プリンター カラリオ EW-052A
TS3530はホワイトとブラック、2色あります。
液晶画面と、インクの容量も選べます。
詰め替えインクが売っているので、大容量のインクに詰め替えればある程度コストも抑えられます。
印刷スピードもTS3530の方が早いです。
資料や年賀状などを大量に印刷する人。
スピードを重視したい人。
カラーを選びたい人にお勧めです。
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Canon プリンター PIXUS TS3530
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Canon プリンター PIXUS TS3530
ネットのEW-052AとTS3530の口コミ・レビューを比較しています。
良い点
- 価格が安い
- コンパクト
- 画質がいい
イマイチ
- インクの減りが早い
- PC初心者にはWi-Fiの接続が大変
- 音が少しうるさい
良い点
- 価格が安い
- 色が選べる
- 文字がきれい
イマイチ
- インク代が高い
- 3色一体型
- Wi-Fi接続が難しい
共通しているのは価格の安さとインク代の高さですね。
Wi-Fi接続については、「簡単だった」「難しかった」という声、両方がありました。
PCやスマホを使い慣れている人は、簡単につなげられると思います。
慣れていない人も、サポートセンターで丁寧に教えてくれますよ。
メーカーが違うのでインクや印刷スピードなど、比較するところが多いですよね。
コスパは、インクを各色で交換できるEW-052Aのほうが良いでしょう。
一方TS3530は本体の色や、インクの容量を選べる所がいいと思います。
両方ともリーズナブルに買える機種としては、機能も揃っています。
どちらを買っても、便利に使えるでしょう。
人によって好みが分かれる所ですが、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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